スイスkooaba社と業務提携しスマートフォンアプリ向け画像認識プラットフォームを日本で販売開始
報道者各位
2012年8月22日
Overtex Group(代表取締役:朝山貴生)はスイスチューリッヒ市のkooaba AG(代表:Till Quack)と業務提携契約を締結し、日本における販売元として画像認識プラットフォームkooaba(クアバ)の販売を開始いたしました。
■本提携の背景とkooabaテクノロジーの概要
画像認識プラットフォームkooaba(クアバ)とは、スマートフォンなどで撮影した画像をクラウドサーバーに送信するだけで、関連する情報を取得できる画像認識テクノロジーです。
kooaba AGの共同創業者はともにスイス工科大学で博士号を取得しており、そこから生まれた特許取得済みの画像解析アルゴリズムSURFがコアとなりkooabaの画像認識テクノロジーを支えています。
従来の画像認識技術は対象物の向きや角度、背景によって大きく認識率が低下してしまっていましたが、kooabaのテクノロジーはそれら環境の変化にもあまり影響されず高い認識率を誇るため、欧米のベンチャー企業からフォーチュン500企業まで幅広い企業に採用されています。
日本国内でのOffline to OnlineキャンペーンにはQRコードや位置情報が主に用いられていましたが、このkooaba画像認識テクノロジーを導入することによってポスターなど特定の対象物をモバイル端末のカメラで撮影するだけでその映像に関連した情報を取得することが可能となります。
認識の対象物は通常の設置物や印刷物で良いため、キャンペーン開催時に特別な機器は一切必要なく、ユーザー側もインターネットに接続されたカメラ付きモバイル端末であればどのような機器でも利用が可能です。
日本市場では汎用性が高くリーズナブルな画像認識プラットフォームが提供されていなかったため、今回の業務提携により同サービスの本格的な販売を開始いたします。
■kooabaテクノロジーの特徴
撮影した画像を320×240ピクセル以下に縮小しクラウドサーバーに送信するだけで、1秒以内に画像を認識することが可能です。
画像の回転や歪み、角度、背景に関係なく高い精度で認識できるため、撮影環境や使用する携帯端末カメラの種類を問わず画像認識を行うことができます。
kooabaテクノロジーの詳細については以下をご覧下さい:
http://kooaba.jp/technology
■kooabaが認識可能な対象物の一例
印刷物(新聞、雑誌、カタログ、看板、葉書、パンフレット、フライヤー、カレンダー、カードなど)
商品(CD、DVD、書籍、ゲーム、ワインなど印刷されたラベルが貼附されているもの)
建築物(歴史的建造物、立像、家屋、風景、ショーウインドウをふくむ)
■kooabaの用途例
雑誌のページを撮影するだけでモデルが着ている商品一覧を表示するカタログ通販アプリ
ポスターを撮影するだけで参加できて特典がもらえる店舗キャンペーン
美術品にかざすだけで説明が表示される美術館ナビゲーションアプリ
ラベルを撮影するだけで銘柄が分かるワインアプリ
スマートフォンで撮影するとデジタルで版がとりこめるトレーディングカード
■kooabaテクノロジーを体験
kooabaテクノロジーを実際に体験できるスマートフォンアプリを紹介しております。
詳しくは以下をご覧下さい:
http://kooaba.jp/apps
■主な協業内容
Overtx Groupはkooaba社サービスの日本語化を推進し、日本市場における販売やサポートの窓口となります。
kooaba社は引き続きテクノロジーの改良を行い、必要であれば日本市場に必要とされる追加機能の開発を行います。
■販売価格
初期費用52,500円
月額63,000円から
ただし、一日100クエリまでが利用できる無料プランを用意しております。
■専用ウェブサイトについて
kooaba Japanの専用サイトを設置いたしました。
http://kooaba.jp/
■今後の展開について
自社で専用スマートフォンアプリを用意できない企業向けに、年内に汎用画像認識アプリケーションである「kooabaショートカット」の提供を開始いたします。
■本件に関するお問い合わせは以下まで
株式会社Overtex PR担当 山田
E-mail)pr@overtex.jp
(@を半角の@に変更してご利用下さい。)
電話)06-6533-2230
〔Overtex Groupについて〕
Overtex Groupはソーシャル・エンドースメント・サービスのシステム開発運営を行っております。